栄養価の高いオススメの夏野菜
夏野菜は、夏に不足しがちなカリウムやビタミン類といった栄養素を豊富に含んでいます。夏バテや熱中症予防にもなると言われている夏野菜。なかおすすめの野菜を3つあげておきますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
1.トマト
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、リコピン、カリウムなどミネラルも多く栄養が豊富です。また、抗酸化作用があり、さまざまな病気の予防にもなります。さらに脂肪の燃焼を助ける効果や、アルコールの分解を助けてくれる効果も確認されています。例えばビールなどのお酒のおつまみには冷やしトマトがぴったりですね!驚くべきことにトマトには日焼け予防効果もあり、まさに夏に欠かせない野菜ナンバーワンと言えるでしょう。
2.きゅうり
「きゅうりには栄養が無い」とまではっきりと言われています。しかもどうやら最も栄養価が低い野菜としてギネス認定もされているそうです。しかし、きゅうりには夏バテ対策に高い効果をもたらす栄養素「カリウム」が含まれているので、夏場には特におすすめです。
3.オクラ
ビタミンA、ビタミンC、カリウム、カルシウムを含んでいます。さらにオクラのネバネバの成分であるムチン、ペクチンには胃腸の働きを整え、胃粘膜を保護する効果があり、胃がんや大腸がん予防にも効くと言われています。
夏野菜の美容への効果はいかほど?!
実際に夏野菜がもたらす体内への影響は、抗酸化作用やがん予防・ストレス軽減・疲労回復などがあります。その栄養素のなかでも特に着目したいものはカリウムです。カリウムは、人体には欠かせない成分の一つで、ナトリウムとともに細胞の浸透圧を調整する役割を担います。体内からナトリウムを排出し、血圧の上昇を抑える働きがあったり、デトックス効果も得られるのが特徴です。夏は特に、水分補給としてイオン飲料など塩分の入っている飲み物を摂取する機会が増えると思います。当然ナトリウムを多く摂取はすることになりますので、夏野菜を取り入れて体内のミネラルバランスを調整していきましょう。
夏バテでも摂取しやすい料理
どうしても暑くなると食欲がなくなってしまう。そんなあなたにおすすめなのは、カレーです。スパイスの利いたカレーは、食欲増進の効果もあり暑い時期でも、摂取しやすいメニューの一つ。そして、カレーには夏野菜を食材としても取り入れやすいというメリットもあります。彩りも美しい夏野菜は目で見て楽しめるところもポイントになります。家庭で作るいつものカレーに、最後に野菜を入れて5分ほど煮込んでください。オクラ、インゲン、トマト、ナスなど出来上がりましたら、別皿に盛り合わせてカレーと一緒にいただいてください。他にも、きゅうりを使って作る激ウマつけものも濃い味付けで、食べやすく後を引く美味しさです。これは、しょうゆ、みりん、ごま油、本だし、味の素だけをきゅうりと一緒にビニール袋のなかでもみもみしてください。きゅうりは乱切りで大きめにしてもよいでしょう。